2007/08/27

宗教の巡礼(一) 日連正宗



本文作者:Katsu

今晩、日蓮宗の道場へ行ってきた。


日蓮正宗は日本における仏教の大きな宗派の一つである。

道場では流れの純度が高い。前方の仏壇において「なも妙法蓮華経」の素晴しい黄金色「御本尊」が見える。「妙法蓮華経」という経の名前がマントラとして御本尊に刻まれ、経の第二品と第十六品しか唱えないといったところもユニークである。

第二品と第十六品はスートラとして妙法蓮華経というマントラの部分を説明するために存在するではない。魂を浄化する力はマントラに集まっている。まるで浄土宗のように、マントラの部分を繰り返して読み上げ、一心不乱の境地に達するような効果を持つと言われる。前方の御本尊は光が輝いていているということは素晴しさが実感できた。

日本では新興宗教が多く集まれ、宗派が色々ありバラエティーに富んでいる。教義が極めて単純でシンプルなのが多いように見える。組織を重視する面において台湾の宗教に比較してかなり大差がありそう。 また、菩薩様や仏の像が滅多に見られない。法身像を重視しない面において日本伝統の神道教に近い印象を持つ。

いずれ、非常に純粋でシンプルなプロセスが体験できた。経文(スートラの部分)は台湾の伝統的な仏教に比べて量が少ないけれど、機能性重視という日本の文化を反映すると言えるだろう。経文を読み上げると、純粋さに富む波動が心と体の奥まで響いる。お祈りの力はまさに音の響きによる波動に秘められるだろう。

妙法蓮華経は仏教の経典の中では「経の王様」と言われる。経文には菩薩様(観音様)が居られるため、経文を読む自体大きなパワーがあると言われる。

やはり、神様の不思議なところは、「光」、「音」、「熱」、三つの感覚が体験できるということにあるだろう。この三つの感覚をまだ体験できないけれど、神様の存在は変わりなく信じ続ける。

また続く



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